透析センターは、2007年に病院本館の西側に独立した建物として建設されました。ゆとりのある空間に十分な間隔でベッドをレイアウトしているので、車いすやストレッチャーの移動もスムーズに行うことができます。また個々のベッドにはテレビが完備され、リラックスできる環境で透析治療を受けることができます。感染症が疑われる患者さんの場合は、個室で透析を受けていただき、他の方への感染予防をしています。と席患者さん専用の駐車スペースとして、身障者用を含め20台分、天候に左右されない屋根下に確保しています。
当センターでは、維持透析の他に急性血液浄化、吸着療法、腹水濾過濃縮再静注療法などを行っており、透析技術認定看護師や経験豊かな看護師、臨床工学技士が腎不全に合併する病態にも素早く対応しています。
維持透析は、(月)(水)(金)と(火)(木)(土)のクールがあり、(月)(水)(金)は午前と午後の入れ替え制で行っています。また個々のシャント管理を行い、閉塞や狭窄などのトラブルにも対応しています。また、管理栄養士による栄養指導、末梢循環不全を予防するためのフットケア、筋力低下を予防するための運動療法なども取り入れています。