救急センターは12床あり、救急、重症、手術後の集中的な治療や看護を必要とする患者さんを受け入れています。重症患者さんが入院されているため、看護師は、患者さん4人に対して1人と手厚く配置されています。また、医師、看護師の他に、薬剤師、臨床工学技士、リハビリスタッフ、栄養士などが協力し合って患者さんの治療に当たっています。
病棟だけでなく、日中の救急外来も担当しています。救急車で搬送されてくる患者さんばかりでなく、歩いて来院されても重症な患者さんはいらっしゃいます。救急外来では、そういった緊急で検査や治療、処置が必要な患者さんの診療を行っています。
私たち救急センターのスタッフには、病院の救急分野を担っているという自負があります。刻々と変化する患者さんの状態を見逃さず治療につなげること、またご家族にとって大切な患者さんを安心して任せていただけることが求められていると考えていますので、必要な知識や技術を身につけるための勉強にも励んでいます。でも、何より大切なのはチームワークです。お互いにコミュニケーションをとり、患者さんやご家族の方に安全で安心な医療を提供できるように努めています。